海辺から半歩下がって綴る《ドラマ・映画の話》

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【バチェラー ・ジャパン4 】 #1〜3 ーバチェロレッテと違う〜ー

バチェラー  ジャパン4   #1〜3 感想

皆さまご存知リアル婚活ショー、バチェラー  シリーズ、第4弾が11月25日からAmazonプライムで配信が始まりました。

興味がない人には、全くおすすめできませんが、バチェロレッテを観て、まあ免疫がついたので、バチェラー4を観ることにしました。

 

ハイスペック美女、福田萌子さんを巡って男性陣が愛を得ようと競い合ったバチェロレッテとは反対に、一人の独身男性=バチェラー に対して、15人の美女が集められ、最後の一人に選ばれて、真実の愛を育むために競い合うという趣向の番組です 。本家はUSAですので、毎回カクテルドレスを着て全員がずらっと並ぶローズセレモニーがあったりするし、初対面でハグするし、まさに欧米か、と突っ込みたくなる、そんな華やかなリアリティショーなのです。

 

「真実の愛」というのが、この番組でよく使われてるので、バチェラー 用語の一つだと思います。

バチェラー 用語でいうともう一つ「ローズセレモニー」とは、10話くらいある中で毎回バチェラー が、残す人に薔薇の花を渡していく儀式。薔薇を受け取れなかった人が去っていく。その数はまちまちで、一回で3人去る事もあるし、2人のこともある。最後の一本を誰が受け取るのか?というのが、「真実の愛」の相手は誰なのか、という意味を持つ番組です。

 

とにかく、今回の主役は、結婚を前提にした「真実の愛」を求めて来たバチェラー というハイスペックな独身男性。シリーズの4回目なので、すでに3組のカップルが誕生してるそうですが、結婚に至ったのは3代目だけなのだそうです。

4代目は 黄 皓(こう こう) 氏。バチェロレッテで最後まで残っていた人なんです。中国の人で、日本語堪能で、会社経営をしてる。爽やかでスマートな印象の人。

語彙力豊富で会話が上手。一度に15人の女性にあって、気の利いた返しを続けるとは、すごい。

ツーショットの会話の中でも、結構名言出ていましたよ。「それを聞くって野暮じゃない?」なんて、日本語堪能すぎる返しです。参考にしたいですね(なんの?)。

評判を聞いていると、歴代の中でも随一の会話力っぽいです。チャラさも随一という話もありますが…どうなんでしょうか。

女性の参加者にも、別のバチェラー シリーズに出た人や出演者の姉がいました。特殊な番組なので、この世界観に合う人があまりいないのかもしれない。だから繰り返し同じ人が出演するのかしら。

なんやかんやで、プーケットにあるとある場所から、バチェラーシーズン4、開幕しました。

 

 

  以下、ネタバレあり!

 

今回の参加女性から次のバチェロレッテが選ばれるかもしれないです。参加資格が厳しいもの。才色兼備はもちろん、リッチでないとだめでしょう?たとえば、前回、今回と2回もバチェラー  に参加している松木さんは、バチェロレッテタイプではないかしら。黄さんに「人を押し除けられない」と訴えてましたね。それなのに、多数側にいるのは無理ですよね。こんなにもバチェラーという番組が好きで、バチェラー の世界が似合う松木さん。萌子さんと同じようにリッチな女性とお見受けしたので、次は、バチェロレッテになれば、平等に全員と話し合ってから、選ぶことが出来るのでは。

 

バチェラー  4 で最後に残るのは誰なのか。

1〜3話まで視聴した今、正直分からないです。編集されていますから、黄さんとの会話の全てを聞けてないですし。

初対面から数回の会話で、残る人と残らない人を見ていると、人間の直感の不思議さをつくづく感じます。

特に1話で去った人は、林さん、シェーンさん。何も印象が悪いことをする暇なかったので、自己紹介する登場場面が勝敗を分けたのですかね。第一印象が弱かったのかしら。林さん、シェーンさんの登場シーンがほとんど放送されてないのも意図的なカットでしょうか。

一方で、参加女性の紹介動画というのが、YouTubeで公開されてるので、多分誰でも見られるのだとは思いますが、わりと反感を買うような言葉を言ってる人もいます。(言わされてる?コピーまでつけられていて、結構この動画には番組の演出が入っているはず)これを収録前の黄さんが見ていれば、だいぶ選定の助けにはなるはずですけど見ないで、現地で会った印象だけで選んでるという前提で、番組はできていると思います。

YouTubeの動画では林さんのインパクトはかなりある方なのです。だから不思議ですね。シェーンさんは、確かに動画の印象もあまりないです。どこから見ても、好印象なので、他の露悪的な人の動画に押されて薄くなっただけで、マイナスポイントゼロなのです。

 

2話で去っていったのは、清水さん、松木さん、木下さん。清水さんなんて作り上げたボディは素敵で、綱引きも印象的だったので、マイナス点はないです。単に直感だと思います。松木さんは、すでに述べましたが、多数の中の一人では埋もれがちなためでしょう。木下さんは、急に2話から参加して来た女性2人の中の一人。いったいどんな人なのか、わずかな情報しかないですが、「普通に黄さんと東京で会える立場の人間です!」と言ってたような気がします。それなら、また会える、と思われてしまったのでは。非日常空間で会う意味ないっていうところですか。他にも「正直バチェラーが黄さんでがっかりした」というようなことも言ってましたよね。かなりはっきりとした拒否・・・。残らないのは納得しました。

3話で去ったカセさんはあんな華奢な身体なのに体力勝負のゲームに勝って2人きりのデートをして、深い話もしたのに・・・なぜか脱落。同じく小口さんもお料理上手で頑張ったし、船にも誘ったのになぜ?小口さんは紹介動画で離婚後のリハビリ中だと言っているではないですか?こんな過酷な番組はリハビリにはキツ過ぎませんか。どうか落ち込まないでください。

 

残った方のまとめ・・・。

李さんは、後から登場した2人のうちの一人で、バチェラー二回目の参加者です。前回では、バチェラー の顔をものすごい力でビンタした怖い人なんだそうです。だから残したのでしょうか。すぐ落とすと後から引っ叩かれると思ったというか…。いやいや、美しさと聡明さが抜きん出ているからでしょう。

 

バチェラー から、ツーショットのデートに誘った若くてキュートな桑原さんと癒し系のルックスで実はあざとい休井さん。ファーストインプレッションローズをもらった華のある青山さんは残っています。きっとこの3人はバチェラー の好みのタイプですよね。あとデートはないけど元から知り合いの秋倉さんも、初回からプールに飛び込むなど良いパフォーマンスがあり、印象がいいです。素晴らしいダンスを披露した坂入さんも良い印象を与えたと思います。

料理対決勝者の中野さんもチャンスを生かして好印象。明るくて純情さナンバー1の白川さん、もともと美人で余裕がある藤原さん、フニャフニャ喋る学者の松本さんも残っています。松本さんは動画で舌足らずに喋りながらも、自分が1番賢いと言ってます。策士なのかもしれません。

 

バチェロレッテの方が自然?

3話くらいまでの、参加者がたくさんいる中でのやり取りが1番楽しいのでは?3話の最後で残ったのは10人。これから数が少なくなるに従って、なんで選ぶ必要があるのかな?とか思いそう。ハーレムというか、10人くらいの女性を常に手元に囲いたいのが、男性の夢物語だとすると、その本能に反する流れですもんね。

逆に女性陣に出演のメリット少ないような…。配信後、普通の恋愛に支障はきたさないのでしょうか。参加後、ちゃんと別の人と結婚されている方もいるようですし、本人次第、なのかもしれないですが、暴走しないようにしてほしいですね。

タレントのタマゴであったりするなら、いいですが。キャラクターが知られて、本業で活躍できるようになれば。また経営者も多いので、宣伝になればね。

バチェラー が誰なのか知らずに、参加して来ているそうなので、それも含めて、いわゆる真実の愛って見つかるかどうか…。

あ、でもその意味では、黄さんはバチェロレッテで基本情報が公開されているので、参加者には良かったですよね。多分観てるはずだろうから。そういうメリットはありますね。参加者の被りに手抜き感もありますが、女性陣には、安心感ありますね。

でないと、何も知らずに来て、どんな人なのか探るうちに収録終わりそうですもん。

 

バチェロレッテの方が、まだしも自然な気もします。男性は告白して破れても、それは良い意味になっていくと思います。高嶺の花に挑戦したって事だから。自分を高めていけばいい。

でも、バチェラー の参加女性を見たら、どうですか?大抵の男性は引いてしまいそう。いくら美人でも、なんて言うか、駆け引きの技を見てしまうと興ざめしませんか。

彼女達の今後の幸せを奪うような番組でない事を祈ります。

 

あと、結構待つ時間長いと感じました。

デートに呼ばれない人は暇そう。それなのに全体参加の立食パーティーになって、すぐローズセレモニーになっている。パーティーでバチェラー と話すことが、結構大変そうで、デートしてない女性が少しでも話そうと列をなし、時間切れになっている印象。なのに!ほとんど話してないのに残る人がいて、デートしたり、じっくり話したのに選ばない人がいる。分からないものです。

複数人デートでは、ただいるだけでは、逆にマイナス印象になってしまったのかもしれませんね。視聴者は、別撮りのインタビューを見てるけど、バチェラー からは、集団の中に埋没してるのかも。

女性陣の参加の心得としては、参加者がバチェラー に誠実さを求めてしまうと、心はズタボロになっていくのでは。もともと15人と付き合ってる人を振り向かさないといけないんだというくらいの覚悟で、他の女性と何をしていても気にしない事ですね。誘う権利がないという、受け身の番組なのでひたすら待つしかない。

デートに呼ばれない理由は主に、興味が薄いって事ですけど、稀に、外見が好みだから残す事が決められている場合もありそう。もしくは、自分にゾッコンだと思えるから、放っておいても良いと思われたのかもしれません。

ゲームで勝って、デート権を獲得した場合には、チャンスなので、己の良さをアピールする。そこで、他の人を悪く言うような事とか、妙な嫉妬はやめておく。お見合いなんだから、2人の未来とかどんな家庭が理想的とか、そんな話題で盛り上がるといいんじゃないですかね。

 

いずれにせよ、多分最後まで観てしまう予感がします。3話で残ったのは10人。

真実の愛って見つかるのか、見届けたいですね。