海辺から半歩下がって綴る《ドラマ・映画の話》

海辺でのんびりするのも、本もドラマも映画も好き!つまらなくても、面白くても、見たままログ。

7月期気合が入っているドラマ①「最高の教師」

2023夏ドラは豊作

猛暑日の最高日数を記録した2023年夏、テレビ離れが叫ばれるなか、逆にテレビドラマは濃い作品が多いです。

暑い日に屋内でテレビという人にはうれしいですよね。

例えば日テレ土曜22時「最高の教師」は、初回に見てびっくりしましたね。ストーリーも役者さんの演技も気合が入っている!

とくに主演の松岡茉優さん、すごい。画面の作り方もよい雰囲気ですし、抑えたトーンで1回目の人生の終わりを回想し、そこから、なんでこうなった?という反省を生かして、怒涛の2周目が始まるという物語。

松岡さん演じる九条里奈は、高校教師として、1度目の教師生活で何もできなかったことを反省して、やれることは全部やるという決意のもと、自分の担任のクラス3-Dに巣くっているいじめを根絶し、苦しんでいる生徒の問題を解決しようと奮闘する。

最初の問題を抱えた生徒役は芦田愛菜さんで、クラスでいじめられている苦しさを激白するシーンは圧巻。

そこからこれは毎回みなくてはと思ったものです。

それ以外にもいろいろな問題がある生徒がいて、九条先生は学外にも足を伸ばして、外堀を埋めて、生徒の言動の奥にあるものを見据えて、大胆に作戦を実行していくんですよね。

芦田茉奈演じるウグモリさんへのいじめは、一応沈静化するんだけれども、まだまだクラスの雰囲気は悪い中、徐々にクラスのいじめの元締めに反旗をひるがえすものも増えていくって感じですかね・・・。

実際こんな風にめざましい手腕を発揮する先生って、存在しないと思われ、九条先生はスーパー有能なんです。学外の友人や夫の協力も得て、孤独でないのもいいところ。

まああまり詳しくストーリーを書いてしまうと見る楽しみがなくなってしまうので、あとは見てのお楽しみというところでしょうか。

人生何周目というテーマも、最近多いですね。どういう風潮なんですかね。実際、2度目に同じ状況になったら、人間もっとうまくやれるものなのでしょうか。

「バックトゥザフューチャー」みたいに、時間を移動するのとちょっと違いますね。

とにかくもうすぐ最終回。しっかり見届けたいと思います。