海辺から半歩下がって綴る《ドラマ・映画の話》

海辺でのんびりするのも、本もドラマも映画も好き!つまらなくても、面白くても、見たままログ。

バチェラー5 怒涛のエピソード4 感想

第4話 死者の日ダンスと過酷な2on1デート

バチェラー5視聴中。4話を見終わりネタバレ感想をメモします。

メキシコ編も後半戦。残った女性は9名。個人的には、3話までで、バチェラーへの一途な思いが随一だった輿水リサさん、その次に熱い竹内理恵さんが面白いです。

頭一つ抜けて、バチェラーのお気に入りなのが、西山さん、尾崎さん、鈴木さんの3人かも。次いで竹下さん。挙動が安定しない大内さんは、なんだか女性陣の心をつかんでいるような気がします。その気になれば長谷川さんを振り向かすことも十分可能という感じ?

メキシコのお祭りと言えば?

死者の日。骸骨風メイクでお祭りの仮装に身を包んだ姿は、なかなかの見ものでしたね。だれがだれだか分からない。全員で仲良く本場のお祭りの雰囲気を楽しみ、その後のツーショットデートでは、鈴木光さんが選ばれました。

いつものメイクに戻って、民族衣装をまとった鈴木さんは絵になりますね。ファーストインプレッションローズなのも納得。楽団の音楽にあわせて二人がダンスするシーンはさまになっていたので、長谷川さんの株があがりました。鈴木さんの笑顔の華やかさは太陽のようで、メキシコの雰囲気にもばっちり。当然、サプライズローズもゲット。

輿水さんが2on1デートに

なにかとやきもちをやく、かわいらしさ満点の輿水さんが2on1に呼ばれたのでびっくり。2on1とは、2人を呼び出して、同じデートをそれぞれして、最後に1人にだけローズを渡し、渡されない方は、その場で荷造りして帰国するという過酷なデート。

しかも相手は、西山真央さん。ナチュラルな態度がピカ一で、長谷川さんのお気に入りリスト上位な印象の方です。なにも2on1しなくてもまだまだ残すことは確定していると思われるのに…。

もしかして、バチェラーって厳しい人なのかもしれないですね。見た目がきれいでもどれだけ自分のこと好きだと言ってくれていても、西山さんを振り向かせるために、そういう目立った存在を利用することに迷いがないという感じ。

まだデートしていない女性は、のんびり待つしかないよね。

こんな風に、見る前から勝負がついている2on1、ほんとにびっくり。

詳細は本編を見ていただくとして、この戦いを制した西山さんが、ようやくバチェラーにある程度の熱量を持って向き合うようになったことは確か。

第4話のカクテルパーティ&ローズセレモニー

輿水さんがまさかの脱落したことにより、いつにない緊張感があります。残ったバラは5本。鈴木さん、西山さんはすでにローズをもらっているので、まだバラをもらっていない、周さん、栃木さん、月田さん、尾崎さん、竹下さん、大内さんの6名で臨む展開。カクテルパーティで大内さん、月田さん、栃木さん、周さんらがバチェラーと話をしている中、時間はどんどん経過。まだ話せていなかった竹下さんは体調不良でリタイヤしかけました。いったん退場し、また戻ってきたところ、心配したバチェラーにローズをもらい、セレモニー前に部屋に戻りました。

なので、セレモニーは、周さん、栃木さん、月田さん、尾崎さん、大内さんの5名が4本のバラを争うことに。結果は、周さんが脱落。素敵な女性なのですが、バチェラーも苦渋の選択だったと思われます。

竹下さん、やはり目が離せません。いろいろ文句も言いたくなる方もいるかもしれないですが、わざとではないと思いますので、長谷川さんの判断に任せましょう!5話も見ます。

 

バチェラージャパン5 1~3話:感想

今回のバチェラージャパンは・・・

2023年8月3日から、Amazonプライムで配信が始まったバチェラー・ジャパンのシーズン5。5代目バチェラーは長谷川惠一さん、37才。バチェロレッテ2に出演したバスケットボール選手だった人で、今はパーソナルトレーナーであり起業家です。バチェロレッテ2を見て、基本長谷川さんを気に入った女性が応募してきているようです。とはいえ長谷川さんをよく知らないで来ている人もいます。

バチェロレッテ2では最後の2人に残り、好感度高かったので抜擢されたのでしょう。

スタジオトークはいつもの藤森慎吾さん・今田耕二さん・指原梨乃さん&新メンバー片寄涼太さん(唯一の既婚者)です。

紹介動画の印象

番組が公表している参加女性16名の紹介動画を見てみました。

・5人くらいずつ似ていて、ざっくりと、「ハーフ顔」「ロングヘア長身」「ボブ、ショートヘア小柄」の3タイプに分けられるかも。

・でもパッと見ただけでは正直、顔と名前は全然覚えられない。声が低くて、口の大きい人が多い印象。

・舞台女優/女優/俳優という3人、パーソナルトレーナー/ヨガインストラクターの2人はそれぞれ同類項として覚えられそう

・アーティストの人はインパクトがあったので覚えやすい。しかし、話すと弱々しい感じで、男性を奪い合うバチェラーに出るタイプの人ではなさすぎる印象を受けました。

・女性陣、みんなきれい。仕上がってるなあ。栃木さんというアフリカ系ハーフ美女はモデルっていうけど、何等身?カフェ店長の鈴木さんも口大きい系美女で顔似てる印象。実家は呉服屋さんの輿水さんは目の青い白人系美女で、タレント顔で目立つ。

普通の人ほぼいない。みなタレントになれる人ですね。

第1話:登場シーン&ファーストンプレッションローズ 

登場シーンは、美女が多すぎたし、会話をカットされている人もいて、誰が誰だかわかりにくい!甲乙つけがたい。

長谷川氏もバチェロレッテ2で一応知っているものの、好みは分からない。ただ、初対面の愛想のよさがピカイチのカフェ店長の鈴木光さんが、ファーストインプレッションローズをもらいましたので、くっきりした顔の口の大きめな笑顔が華やかな方が好みなのでしょう。

バチェラーに話しかけられたのに、話すのを断った月田さんは、「バチェラーを知り尽した女」というキャッチフレーズなので、戦略かもしれないですが、まずはしゃべるべきなのでは?危険な行為だと思いました。

日本的な小柄できゃしゃなアイドルタイプは明石さんなど数名いて、長身モデル美女系と大別できる感じ。

脱落は2名でした。

ショートカットの俳優・児玉さんと、ヨガインストラクターの竹田さん。児玉さんは俳優なだけに目立つ美人なのですが、視聴者的にもなんか長谷川さんに合わない…という印象。竹田さんは、ツーショットで並んだら、長谷川さんと超お似合いだったので意外。大人っぽいロングヘアの美女で、身体をケアする系の仕事なので長谷川さんのタイプっぽいと思っていたのですが。奇しくも2人だけ濃い青のドレスでした。

第2話:グループデート&2人デート

全員とエクササイズをしたあと5人とご飯のグループデート。

こちらに呼ばれた人は、気になっている人?

秘書をしてる聡明さのある尾崎さん・お姉さんキャラの小柄な竹下さん・アイドル的な可愛らしさの明石さん・現代美術アーティストの齊藤さん・パーソナルトレーナーをしている健康的な大野さん。

その中の尾崎さん(役員秘書)と二人で買い物デートへ。尾崎さん一歩リードかな。

その間、お姉さんキャラの竹下さんが、宿で留守番チームの皆んなに、ご飯の時の話題などをレポートしてました。律儀だなぁ。長谷川さんを悪く言っているようでしたが、ライバルの気を削ぐ作戦なのかも?

その次のグループデートでは、船で沖へ行き、楽しくスノーケリングなど。その中の西山さん(長身で、蒼井優さん似)と二人でビーチでデート。若いのに落ち着いている。声低いからなのかしら。

一対一でデートした2人に長谷川氏はサプライズローズをあげました。なのでカクテルパーティはまだもらってない女性たちの長谷川氏争奪戦に!

ここでの会話をあんまり放送してもらえない人もおり、どんなふうに戦いが繰り広げられたかはあまり記憶にないです。すみません!

ローズセレモニーでは、2人が脱落。

アーティストの齊藤さんと美容サロン管理職の高須賀さんが、ここでお別れ。齊藤さんは長谷川さんといるととにかく泣けるみたいでしたね。もうひとり、何かと長谷川さんに会うと泣いてる大内さんという女性もいるのだけど、今までにないパターン。号泣タイプ。

金髪に染めて、身体を鍛え、スポーツ好きな長谷川さんと合うイメージだった高須賀さんもここまでとは…。お疲れ様でした。

第3話:お部屋訪問とツーショットデート

ここまできて、少しずつ残った人の顔を覚えてきました。長谷川さんが宿の女性陣の部屋を順番に訪れます。

最初のお部屋は、面白い顔芸などが目立つ明るい周さん、金髪ショートカットの泣き虫キャラ大内さん、あざとい可愛さのある明石さんのお部屋。フードコーディネートのプロ周さんが和食でおもてなし。

2番目の部屋は、孤高の無表情月田さん、背高ーい足長ーいゴージャス系モデル栃木さん、パーソナルトレーナーの大野さん。月田さんが扉の前に立ってメイドっぽくかしこまって挨拶しておもてなし。

3番目の部屋はやきもち焼きの輿水さん、ファーストローズをゲットした親しみやすい華やか美女鈴木さん、舞台女優の本田さん。輿水さんの作った「リサロード」(床に花びらをしきつめた)でおもてなし。

4番目は、聞き上手の役員秘書尾崎さん、はきはきしている姉御肌の竹下さん、年下なのに落ち着いているビーチデートした西山さん(蒼井優似)。竹下さんの作ったカレーが長谷川さんのお気に入りどんぴしゃで、この部屋の3人がグループデートに選ばれました。

さらにツーショットデートをつかんだのは竹下さんとなりました。デートではバスタブで密着する場面も・・・。竹下さんは、ここでサプライズローズをゲット。

個別デート、少人数デートをする人が偏っていると輿水さんがお怒りになっていましたが、ついに浴衣でのデートに誘われて、ご機嫌をなおします。

もうひとりツーショットデートになったのは泣き虫の大内さん。少年ぽさのあるファッションが似合っています。ようやく笑顔も出ましたがやはり泣いてましたね。この方も声低い。本心では番組にでたくなかったのでは…と画面から感じました。(バチェラーのことがタイプでないというか、涙は拒否反応?)

輿水さんは、浴衣似合いますね。長谷川さんに仕立ててあげた浴衣を着せて、よ!ご両人!って感じ。サプライズローズをゲット。

このあとのパーティーで、周さん、月田さんが長谷川さんと二人で話すチャンスを得ました。感情ゆたかな周さんと表情硬い月田さん、対照的でした。

ローズセレモニーで脱落したのは3人。MCの片寄さんが心配した月田さんは最後に呼ばれ、通過。まさかの明石さんと、舞台女優の本田さん、パーソナルトレーナーの大野さんが脱落でした。もう、直感でふりわけているのかもしれない。多分、それでいいんだと思いますが、こっちは訳が分からない。

ここまでの整理

バチェラーは誰もがうらやむすべてを持っている人。ただし、真実の愛は見つかっていない…という設定。その番組の設定に合わせて美女が集まってきている。誰もが最後のひとりになるために必死になるものでした。

今回は、長谷川さんへの熱量は人によってだいぶ違うみたい。輿水さんだけは熱いけど、ほかはまだそこまで執着していない。なぜ?

バチェラーの設定が少し変わってきたのかな?

承認されたい気持ちは感じるけど、バチェラーへの愛はあんまり言わない傾向。16名はすでに9名に減っています。ぜひ長谷川さん獲得に向かって、熱量持って臨んでいく展開を期待。

キラキラ王子ではない今回のバチェラーですが、真実の愛を見つけられるといいね。

第28回IPPONグランプリ バカリズム優勝 --2023 May--

2023年5月「IPPONグランプリ」が1年以上ぶりに、開催されました。

第28回ということですが、今回も面白い。

Aブロック

Aブロックは、画面見て右からバカリズム粗品霜降り明星)、かたまり(空気階段)、ユースケ(ダイアン)、秋山竜次(ロバート)の順。(下記の落書き参照)

常々、この席順は番組側の意図が反映されていると思っています。

右端の人は最初に回答しなければならない問題もあるので、とにかく「任せられる人」という信頼の証。バカリズムは実力と実績から、その場所なのでしょう。

真ん中は、応援している人向けの席。例えば初出場など。今回でいえば、水川かたまりさんとダイアンのユースケさんが初登場なので、真ん中あたりですよね。かたまりさんの方がキャリアが浅いので真ん中なのかな。

右から2番手も優勝候補者席ですよね。左端も実力者席のイメージかな・・・外枠から後伸びして勝つことも大いにあります。

いつも強いバカリズムさんですが、今回はとくに絶好調で、11ポイントでAブロックを制しました。強かったですね。

第1問:「醤油ペロペロなどに代わる悪行は?」では、「ATMジロジロ」(←絵で表現)、「香典PAYPAY」などで鮮やかにIPPONを連取。

第2問:「写真で一言ルーレット」でも落とさず、第3問過ぎても1位をキープ。IPPON率はここまで78%。第4問「ドラムロール大喜利」も決め、第5問:「ペガサスに実際乗ってみてがっかりした理由とは?」は、いかにもバカリズム的に得意そうな問題。「酔う」「思っていたより鳥が強い(←絵で表現)」などで次々とIPPONを決め、独走状態で勝利しました。

「サドンデスで負けがちだったので、そうならないように必死でした。」とコメント。そうだよね、よかったね!という感じ。 

2位は秋山さんで9ポイント。第2問:「写真で一言ルーレット」で、象と人々が並ぶ写真に「過払い金のご相談は私たちエレファント法律事務所へ!」と答えたり、第3問:「漏れそうなとき1分もたせる意外な方法とは?」で「カーリングの選手にヤップ、ヤーップ!と叫んでもらう」など、秋山ワールド全開で爆笑をさそい、爪痕を残していました。

3位は、健闘したかたまりさん8ポイント。「写真で一言」もよかったですし、第3問「漏れそうなとき1分もたせる意外な方法とは?」で1番手で回答し、「ハワイ出身力士をあげていく」でIPPONをとったりしたのは良い姿勢。第4問目の「ドラムロール大喜利」で「邪魔なところに立っていそうな芸能人は?」に「稲垣吾郎さんです」(フィクションです!)というのは、松本チェアマンも大笑い。盲点を突かれた気がしました。実力派の4位の二人よりちょっとよかったっていうのは、自信もっていいんじゃないでしょうか。

4位は粗品・ユースケが同じで7ポイントでした。

粗品さん、得意な問題と外す問題があったみたいでしたが、第2問「写真で一言」での「ついに我が家にヤクルト1000がきたぞ~」(箱を笑顔で覗く家族)、「もう2度とあの格安サイト使わないでおこな~」(飛行機の翼につかまっているカップル)は、気持ちよくIPPON。第3問「漏れそうなとき1分もたせる意外な方法とは?」で「逆にコーヒー」など良い感じでした。

ユースケさん、第3問「漏れそうなとき1分もたせる意外な方法とは?」で「火垂るの墓を見て、もっと大変な人がいると思う」などが、印象に残りました。絵も上手ですし、安定的に良い感じでした。

松本チェアマン講評「今日のバカリズムは本当にすごかった。」

Bブロック

Bブロックは、画面見て右から、麒麟の川島さん、笑い飯の西田さん、マジカルラブリー野田さん、かもめんたるのう大さん、ネプチューン堀内健さん。(下記の落書き参照)


優勝常連の川島さんに前回王者(だったような…)の西田さんと隙をついて勝つ忍者のようなホリケンさんが立ちはだかる感じを勝手に予想。初登場のう大さんもセンスありそう。激戦の予感。

野田さんは「IPPONでは面白くなかった」という前回までのイメージをいかに払拭できるかという感じです。私見で名付けた「応援シート」の真ん中席でちょっとだけ、番組側から労わられている印象。本人も「写真で一言が1本もとれてない」と気にしているようです。

かもめんたる・う大さんは初登場ながら、いつものように落ち着いている印象。画面左から2番目の席も比較的プレッシャーなく参加できそう(私見)。

 

Bブロックは、混戦でした。

第1問:「でんがなやまんがなをつけて相手のテンションを上げてください」

川島さんは「ビルゲイツさんと同じ手相でんがな」などでIPPON。

西田さんは「聞いてまんがな、ニューヨークでもうわさ聞いてまんがな」「アメリカンドッグのここ、カリカリでんがな(イラスト)」などでIPPON。

西田さんが出だし好調のようでした。野田さんは「大きくなったらパパのお嫁さんになりまんがな」が印象に残るIPPONでした。

 

第2問:写真で一言ルーレット

川島さん:写真「ベッドで男性とトナカイが横になっている」

⇒「サンタさんやばい、もう26日です~」

西田さん:写真「望遠レンズの一眼レフを車の窓から構える女性」

⇒「とうとう肉屋に入ったわね、さかなくん」

野田さん:写真「おでこにてをあてて嘆く、お盆に料理を乗せた男性」

⇒「あ、テーブル盗まれてる!」

う大さん:写真「腕にかみつく警察犬のような犬」

⇒「あ、監督ごめんなさい、あまがみにすると耳がたれちゃいます」

 面白いですね~。以上のような感じで次々IPPON。堀内さんの答えが聞き取れず、IPPONならずというハプニングもありましたが、野田氏、2巡目も獲り、苦手克服した様子。汚名返上ですね!

第3問:カルガモ親子の大冒険よりもほっこりするニュースを教えてください

ここでは、川島さん好調。堀内さんの「小田原の子供神輿で東名大渋滞」う大さんの「中1男子、長財布を買う、です」西田さんの「ほんとうのコアラのマーチです」などが印象に残り◎でした。

第4問のドラムロールで芸能人の名前を言う問題では、全員IPPON。差は着きませんでした。

第5問は「砂かけばばあと不倫に落ちた理由は?」。

う大さんの「彼女は人間になりたくて、ぼくは妖怪になりたかった」

堀内さんの「お祭りでばったりあったときの私服がかわいかったから」

川島さんの「大人数で飲んでいたのに、ぬり壁のせいで個室になってしまった」

野田さんの「砂以上に優しい言葉もかけてくれる」などよかったです。

最終的には、川島さん、西田さんが9ポイントで同点1位。次点は8ポイントの堀内さん。聞き取れなかった回答が悔やまれます。野田さん、う大さんは6ポイントでした。

Bブロックの勝者は同点の上位2名のサドンデスでの勝負に。先に1ポイント取れば決勝進出。

サドンデスの1問目は、かるたの絵札に読み札を考える問題。「け」で始まり、「大きなカエルに忍者が載っている絵」にあう読み札は?という問題に、先制したのは西田さん。「結局、車くらい経費がかかる」で、鮮やかに1本を決めて、Bブロックを勝ち上がりました。

決勝はバカリズム対西田さん

勝戦は、バカリズムと西田さんのどちらが勝ってもおかしくない戦いに。5問目までなだれ込み、最後、バカリズムが決め、優勝。

とくに4問目の「1万種類もある青色、この色はなんていう?」とブルー系の色が映し出された問題へのバカリズムの回答「ショムニブルー」には大ウケしてしまいました。

たかが大喜利、されど大喜利。笑いの瞬発力を試されるこの戦い。みなさんの発想力に毎度感心しています。

川島さんもあと数秒早ければ、Bブロックの勝者となっていたかもしれず、次回もまたどんな試合になるのか、楽しみにしたいですね。

今回も濃い笑いの時間をありがとうございました!

THE SECOND ~中堅以上の漫才師No.1決定戦~の感想

「THE SECOND」という試み

2023年5月20日、フジテレビで、漫才の賞レースが生放送。その名も「THE SECOND」。結成16年以上の漫才師が、トーナメント形式で戦います。

予選を戦い、勝ち上がってきたのは、8組。2組ごとにぶつかって、勝った方が次へ進む方式。

特徴は、審査員がいない。というか、会場のお客さんが審査員という方式です。

公平なのか、どうなのか、視聴者には知る由もないところがグレー判定な印象ですが、100人が、1組に対し、1~3点を付けて、合計点で競います。

ネタの持ち時間は6分で、テレビでは長い方です。生放送で4時間くらいをどれだけ集中して見られるのか、審査はけっこう大変そう。

司会は東野幸治さん、アンバサダーは松本人志さん。

漫才の感想&勝者の行方

第1回戦「金属バット」vs「マシンガンズ」、「スピードワゴン」VS「三四郎」、「ギャロップ」vs「テンダラー」、「超新塾」vs「囲碁将棋」。

<1回戦の感想としては…>

・金属バット、かなり面白い。しかし、会場の評価はマシンガンズに…。

三四郎が、最高に面白すぎる!スピードワゴンもいいんですけども、笑い多かった三四郎が勝ちあがりました!

・いい勝負。テンダラーは知られていますよね、ギャロップよりも。テンダラーが良かったのでは?と感じましたが、ハゲネタでギャロップが勝利。

超新塾囲碁将棋、ともに、知らなかったです。同じ程度に良かったような印象ですが、囲碁将棋が制しました。超新塾は5人いたんですよ!横に並んでるんです。そういう漫才もあるのだという驚きがありました。コントもやっているんでしょうね、きっと。舞台を大きく使うことも可能な人々だと感じました。

2回戦は、マシンガンズvs三四郎ギャロップvs囲碁将棋。

<2回戦の感想としては…>

マシンガンズvs三四郎

 マシンガンズが「ぼくたちのほうが番組の主旨にあっている」っていうのは、違うんじゃないかなあ。純粋に面白い方でいいじゃない。

 ここで気づいたんですけど、筆者は三四郎のこと推してる…無意識に…。

 笑い量は互角のようでしたが、マシンガンズが決勝へ。うーむ。

 ・ギャロップvs囲碁将棋

 会場の素人審査員の得点は、奇しくも同点に。3点を入れた人が多かった「ギャロップ」が決勝へ。

勝戦はTVではあまり見ない2組が対決

<決勝戦の感想としては…>

マシンガンズvsギャロップ

マシンガンズ、ネタ切れでしょうか。やはり2回戦で三四郎が勝った方が盛り上がったかもしれない、(嫌味な感じですみません)と思ってしまいました。

ギャロップは、ちゃんとネタを残してあったんですね。初回のハゲネタではあまり笑えなかったのですが、今回はよかったです。フレンチのコックの気持ちに激しく同意。(ハゲ同)。

優勝者は、ギャロップさんでした!おめでとうございます。

顔はまだ覚えておりません。ひとりずつの名前もわかりません。でも、これからたくさんの人が優勝者の漫才見るでしょうね~。たくさんステージが用意されることでしょう。きっと名前も知られるはず。

たくさんの人を大いに笑わせてください。

番組の感想まとめ

番組としてはトライアルな感じでしたね。

この8組に残るまでが、すごく大変だったんじゃないかな…と。(うまい人たちの中での戦いになるので)

出てしまえば、テレビで今までネタを披露する機会がなかった傾向の漫才師が、漫才好きの人に見てもらえて、評価してもらえて、勝てば、賞金&ナンバーワンの称号ですから、良いことばかり。

マシンガンズも優勝はしなかったけれども、どんな漫才をする人たちなのかが多くの人に認知されました。15年分取り戻せたのではと、まことに勝手ながら、思いました。

真剣ではあるけど、明るい雰囲気の大会である事が両立するのなら、よいのでは。16年以上であれば、制限はないってことですものね。

 

M-1グランプリがあるからこその番組という色はありましたね。局をまたいで、漫才を育てよう!っていうことなのかもしれません。

井口さん(ウエストランド)、THE SECOND には夢はあるのですか?

seaside-peace.hatenablog.com

 

すず×廉プラス夏木マリ=ドラマ「夕暮れに、手をつなぐ」

ドラマ「夕暮れに、手をつなぐ」

2023年1月、北川悦吏子さん脚本のドラマがありました。

◇あらすじ◇(ネタバレ)

九州から東京へ婚約者の彼に式の相談に来たそらまめ(広瀬すず)と音楽の道を歩むアーチストの卵の音(永瀬廉)が道すがら何度も出会う。落とし物を拾ったり、スマホを拾ったり、身を投げようとしたのを見つけて止たり・・・最終的には同じ下宿に住むことになる。

音は、それまで、「音くんの作る曲はいい曲だけれども心に響かない」とレコード会社の音楽プロデューサー的なA&R磯部(松本若菜)に言われていたけれど、ソラマメに出会って、人への関心・興味とか、嬉しい・悔しい・寂しい・愛おしいなどさまざまな感情がわいてくるようになって、殻を破って、ついにデビューが決まる。

ソラマメは、幼なじみの彼にふられ、さらに彼が結婚するときに実家にエレベーターを作るといったので作ってしまったため、300万円の代金はソラマメが払うことになってしまった。

下宿のオーナーの響子(夏木マリ)は、懐が深いアーチストタイプ。ソラマメを預かり、蕎麦屋でバイトさせ、様子を見ることに。

何かを作る人にはなりたくないと言っていたソラマメだが、婚活もうまくいかない中、ショーウインドウのドレスに魅せられ、ドレスのデザインラフを描き始める。

ついには、響子の知り合いのデザイナーに拾ってもらって、ファッション界で生きていこうとがむしゃらに頑張り始め、みるみる才能を開花させていく。

それぞれが成功の階段を駆け上がっていくと同時に、環境が変わっていく。下宿のこたつで仲良く夢を実現させるため切磋琢磨し合っていた音とソラマメは、それぞれ下宿を出ていくことになる。

別れの日を前に、たがいの気持ちを伝えあおうとするのに、いつもすれ違ってしまい、このままか?と思わせておいて、やっぱり二人は運命の糸で結ばれていた・・・という感じのストーリー。

「夕暮れに、手をつなぐ」よかったところ

・都会のオアシス、響子さんの庭付戸建ての下宿。住空間の豊かさにいやされる

広瀬すずと永瀬 廉の美しさにいやされる

夏木マリさん、松本若菜さんに元気もらう

・音くんの曲とかそらまめの衣装とか、実際によさそうなものがないとできないところを上手に作ってるところ

・こたつ

・なじみの蕎麦屋がいい感じ

・ボーイミーツガールのシチュエーションてんこもり

・King&Princeのエンディングの曲がいい

・響子さんの家の食卓においしいものがたくさん出てくる

・純愛のハッピーエンド

・響子さんがアフリカのサバンナのライブ映像をみているところ

・モノづくりへのエールが感じられるところ

遠藤憲一さん演じるアンダーソニアの久遠さん、ファッション業界のよくないところ(弟子の案は俺のモノ)出すのか、と思わせて、人の道を外さなかったところ

「夕暮れに、手をつなぐ」信じられんと思ったこと

・そらまめをふった幼馴染はひどすぎないか?

・そらまめという名前は特殊だが、なぜそんな名前になったのか訳を聴いた記憶がない。母との菜の花の思い出のことは結構話していましたが。(聞き逃してたのだとしても、それくらい印象なさすぎた)

・そらまめの才能がありすぎる

・音くんの音楽ユニットの相方(女性)、積極的に電話番号を音に渡しに来たけど実は詐欺師だったんですよね…。さらに命をたとうとしがちであったり、実はそらまめのことが好きだったとか、なかなかなのキャラ。その割に、見た目が清純なお嬢様系(詐欺は副業で保育士をしていた)なので違和感があった(演じる人難しかったでしょうね)・・・

制作エピソードから分かったこと

「あさぎ空豆」というのは、北川さんの娘さんのペンネームだったそうです。

だからどうだというわけではないですが、浅葱塔子(母)は、その名前を娘につけるキャラではないんではないのかという疑問は残っています。

総括

広瀬すずちゃん、なぞの九州弁をチャーミングに操っていて、元気でかわいくて何よりでした。

永瀬廉くんもかっこいい役者さんなので、よかったですが、醸し出す雰囲気がすずちゃんと違って、そこはかとなく暗いんですよね。そこが「音」らしくて面白かったけど、それは役作りなのか、それともいろいろ悩んでいて暗いのでしょうかと心配になりました。

何はともあれ、世に放たれたんですよね、このドラマは。ドラマってエソラごとなのかもしれませんが、豊かな何かを分け合ってくれたような気がします。ありがとう!お疲れさまでした

 

 

「ブラッシュ アップ ライフ」の感想

書いたのに消されてしまう記事

怖い。人生を何回もやり直すドラマの記事を何回も書いたのに、そのたびに消されている!保存されてない!

バカリズムの怨念でしょうか。

何度も繰り返し書き直して疲れてます。

要は、面白かったよ。と言いたかった。同じバカリズムの「架空OL日記」に近いテイストだった。

最初は、安藤サクラのセリフの言い回しとか、幼なじみの友達とのやりとりとかが、やたらと詳細だなと思い、ノリがよく掴めなかったけれど、安藤サクラ、演じる麻美には、幼なじみのみーぽん(木南)、なっち(夏帆)とのラウンドワンでのカラオケとかは、かけがえのない日常だったわけで、それを取り戻すために、何度も人生をやり直すわけだから、大切な伏線だったとわかった。

SF的には正しいのかよくわからないんだけど、麻美を主人公とした視点からは、ちゃんとまとまってたんじゃないのかな。

人生何周目という人たちが錯綜する

よくわからないのは、麻美が覚えてない0回目の人生があって、マリリンこと、水川あさみが麻美よりも多く人生をやり直しているということ。

てことは、みーぽんとなっちは、なんで人生やり直してないのかな。全員に人生やり直す理由があるよね。みんな若くして亡くなってるみたいだから

そうなってくると誰と誰が何周目でどう出会うのか、よくわからない。0周目の麻美は長生きしたから、5周目のマリリンと会わないのだろうか?

ドラマを見ているみんなはついて行けたのかな?

 

NHKドラマ「舞い上がれ」との比較

NHKのドラマ「舞い上れ」で、主人公が航空学校に通って厳しい訓練を経て、パイロットになるまでを見ていたから、マリリンと麻美が小学校の頃から勉強重ねてようやくパイロットになれるっていうのも理解できた。お手製コックピットというのも同じだし。

本家の「舞い上がれ」のまいちゃんは、飛ばないパイロットなのでカタルシスがない。ゆえに、「ブラッシュアップライフ」の方が全然面白い。

ちなみに「カタルシス」は、あーちん、みーぽん、なっち仲良し3人組のドラマクラブでよく使われていた言葉。

 

すっかりなじんだ同級生たち

麻美の地元の同級生たちも何回も見ていると、その人の人生に詳しくなって、覚えてきて、カラオケで毎回「粉雪」を歌う彼を見るのが楽しみになってきた。

麻美の大学時代の彼氏役の松坂桃李の出番は3回目以降あんまりなくて残念だった。

染谷将太の演じる福ちゃんという男子がミュージシャンを目指して挫折するエピソードは、麻美のやり直し人生で毎回省略されることがない。どんどん福ちゃんのファンになってしまう感じ。

 

総括

脚本のバカリズムと主演の安藤サクラがスポットライトを浴びたけど、衣装や演出も良かったと思う。脇役のキャストの皆さんも素晴らしい。

レナちゃん(黒木華)、妹はるか(志田未来)、三田コング:高校の先生(鈴木浩介)やお父さん(ココリコ田中)やヘアメイクのごんちゃん(野呂佳代)、フライトのスケジュールを組む係(江口のり子)、空港にやってくるタイムリーパー(浅野忠信)など。

宗教観とかに関してはいまいちよくわからない。輪廻転生ってそういうもんなのか?と言う疑問もあるが、女子の友情を描いたと言う点では良いドラマだったと思います。

まだ見てない人は「架空OL日記」も見てみてください。臼田あさ美夏帆志田未来山田真歩さん達も出ています。もちろん、バカリズムも女装してOL役やってます。面白いですよ。

 

追記:「舞い上がれ」の舞ちゃんは最後ドローンのような乗り物で五島列島の上空を飛びましたね。一応パイロットで。その展開ならもっと感動するかと思いきや、なぜかそんな感じではなく、やっぱりカタルシスがなかったです。なんでかなぁ…急にその週駆け足で物語進めてしまったせい?

 

 

ドラマ「大奥」視聴中! 映画でも十分だったけれども

よしながふみ「大奥」は面白い

よしながふみの漫画が面白いから、映像化したくなるのもわかります。でもすでに映画も良かった「大奥」なので、なぜいま(2023年1月)NHKがドラマにしたのかしら?とは思います。結構重い場面もあり、テレビドラマではどうなのかなあ・・・と。

とはいえ、漫画のファンは、毎回楽しみにしてます。

もし全然事前情報がなかったら、理解するのは、難しいはず。初見の人に「どういうこと?」なんて聞かれても、説明するのが大変というかなんというか…。

男女逆転しているし、架空の流行り病いもあるけど、史実もていねいに踏んでるし、場合によっては、男のままの史実の人もいるし、ただの歴史ドラマと思うとややこしすぎて入り込めない様子です。

漫画を知っている人向けの映像化、という感じもあります。

要となる八代将軍「吉宗」

今回の主役「徳川吉宗」(よしながふみ的に描いた女性版です)は、富永愛さん。

映画の方の柴咲コウさんがものすごくはまり役だったんで、それを超えたとは思わないけれども、富永さんを主軸に他のキャストも組まれていっているので、新たなドラマ版吉宗もやはり魅せますね。富永愛さんなら背も高いし迫力あります。

「さがりゃあ!」

このセリフが決まりますよね、お二人とも。

けれど水野といえば、個人的には、映画版の二宮和也なんですよね。堀北真希さんとのバランスはよかった。ニノが才能で役を自分のものにしたっていう印象があります。

中島裕翔さんの水野も悪くないです。NHKドラマ版では出番も多く、明るい性格の水野は「大奥」では貴重なキャラですよね。

さらに綱吉編も見ごたえあり

映画の2本目、堺雅人さん×菅野美穂さんの「大奥~永遠」もよかった。お二人がのちに結婚するのも納得なんです。犬公方といわれた五代・綱吉の時代の話。美貌の将軍というよしながふみの設定で、菅野美穂さんはぴったりでしたね~。公家出身で頭脳明晰な右衛門佐が大奥総取締役に上り詰めるんだけども、それを演じた堺雅人さん最高。名作です。

今回のNHKドラマ版では仲里依紗さんが綱吉役で、肉食系女子を熱演しておりました。仲さんは余裕を感じさせる女優さんです。結構強烈なキャラクターである綱吉も、仲さんのキャパの方がまだ大きいから、任せて安心と思わせるような…。右衛門佐(山本耕二)も悪くはない、良いですが、堺雅人さんがすごすぎたので、そこまでではなかったかも。

ドラマの綱吉編、漫画のイメージの再現度は高いのですが、ある意味ものすごく怖かった。倉科カナさん演じる「吉保」(綱吉の右腕である部下)がすごすぎて。実際、怖い話ではあるので、漫画通りなんですけどね。倉科さんは、映画を超えたんじゃないでしょうか。

綱吉編の「決め台詞」は、大奥の男たちが使う

「みな、上様に恋をしているのでございます」

なのですが、ラストに倉科カナが言ったときは壮絶な響きがありました。

ドラマ「大奥」絶賛視聴中!

全般、普通にテレビでやっていいのかという「重さ」「暗さ」がもともと漫画のストーリーにはあるので…気軽に見てたら、ついていけないというか、不快なシーンもあるかもしれないです。とはいえ、興味深いストーリーですので、漫画も映画も見てこなかった方は、HPなどで人間関係相関図などを頭に入れてからみられるとよいかもしれません。

一度理解してしまえば、ストーリーにひきこまれていくと思いますし、歴史の出来事が身近に感じられて、テストでも結構点がとれるようになるのでは?なんてことも思います。