海辺から半歩下がって綴る《ドラマ・映画の話》

海辺でのんびりするのも、本もドラマも映画も好き!つまらなくても、面白くても、見たままログ。

「ミステリと言う勿れ」&「ゴシップ」

2022年1月期のフジテレビ系ドラマ

なんか、主人公がもわっとしたヘアスタイルで無表情で、頭脳明晰で仕事ができるってタイプがそろってましたね、フジテレビのドラマに。

菅田将暉の整(ととのう)と黒木華の凛々子(りりこ)の共通点

・もわもわのヘアスタイル

・マフラー巻いている

・口調が単調

・無表情

・頭脳明晰

・仕事できる

なんでなんだろう。同じ局で同時期にかぶりすぎ・・・。

 

『ミステリと言う勿れ』感想

なんかひんやりしたドラマでしたよね。

異色の探偵ものであり、癖が強い作品でしたね。

瑛太のイメチェンには驚きました。尾上松也さんはノリノリでした。

筒井道隆さん、懐かしかった。ほか、伊藤 沙莉さん、門脇 麦さんも印象的でした。

「自省録」(マルクス・アウレリウス著)が出てきたのでそれもまた癖を感じましたね。そのような本を読んでいる人が何人も出てくるドラマ、初めて。

シーンとした警察署、病院など、暗くて古い。人の気配少ない。じわじわと怖い。

とはいえ、癖が強い作品としては、まとまっていたといえます。

クオリティも高い。菅田くんなので、点が甘いかもしれません。

『ゴシップ#彼女が知りたい本当の〇〇』感想

こっちは、ネットのジャーナリズムをテーマにしており、ある意味わかりやすい。

「カンフルNEWS」編集部の皆さんのキャラクターもそれぞれ面白く、経理部からいきなり編集長になった凛々子の敏腕ぶり、変人ぶり、成長ぶりもいい感じでした。ただね、なぜ月曜日にも似たようなキャラが主人公しているの・・・というのが気になってしまったという、一種のとばっちりでしょうか。

出版社内の派閥争いなども描かれ、お仕事ドラマとしては、良かったと思います。

黒木華さんも、溝端 淳平さん、野間口徹さんもよかったですよ。安藤政信さんも。

 

やはりドラマっていいですね。4月期にも期待しましょう。